【習慣】人生を無駄にしないために、元医師の海外Yutuberが教える先延ばしにしないための方法3ステップ

はじめに
明日までに終わらせないといけない仕事があるのに全然モチベが上がらず、後回しにして当日を迎えてしまった…こんなことありませんか?私はあります。
ふとした時に「なんかいいアイディア思いついた!」って思っても、結局何も行動せず終わってしまい、後々後悔したことありませんか?私はあります。
先延ばしは生活のあらゆる場面で悪影響を及ぼします。
この悪癖、簡単3ステップで改善できます。
こんな悪癖を何とか直したい!習慣を改め、生産性を向上させたい!そんな方のために、ケンブリッジ大学卒の元医師で2025年現在現在620万人以上のチャンネル登録者数を誇る、Ali Abdaal氏が様々な文献を元に実践している「後回しにしない」ための技術3つをご紹介します。
Ali Abdaal氏とは?
今回ご紹介するのは、ケンブリッジ大学を卒業し、元医師としての経歴を持つ人気Youtuber、Ali Abdaal氏です。彼は医師としてのキャリアを経て、現在は生産性向上や自己啓発に関するコンテンツを提供しています。彼のチャンネルは、実践的なアドバイスや科学的根拠に基づく情報で多くの視聴者から支持を得ています。
先延ばしの悪影響
タスクを先延ばしをする人は、先延ばしにしない人よりも、健康状態が悪い傾向があります。理由は以下です。
- ストレス: 先延ばしのせいで直前でやらねばならないストレスだけでなく、先延ばしにすればするほどストレスを感じるようになります。ストレスは免疫力を低下させます。
- 健康的な行動も後回しにする:後回しの癖は、食生活の改善、運動習慣も後回しにしてしまいます。
先延ばしのもう一つの悪影響は「後悔」です。
これまでの人生での後悔を思い出してください。やってしまったと思う後悔より、やらなかった後悔のほうが多くないでしょうか?
先延ばしは自己効力感(自分をコントロールできている感覚)を低下させます。その結果、自信を失い、幸福度の低下をもたらてしまいます。
悪影響しかないこの悪癖を克服するための技術3ステップを紹介します。
先延ばしにしない方法3ステップ
ステップ①:恐怖のコントロール
では、なぜ先延ばしをしてしまうのか?それは「恐怖」の感情が行動をストップさせてしまうからです。この恐怖の感情を克服していきましょう。
- 言語化すると恐怖が減る:先延ばしの原因の一つは、タスクに対する漠然とした不安や恐怖です。これを具体的な言葉で表現することで、問題の本質が明確になり、対処しやすくなります。自分は何が不安なのか、メモや日記に書いてみましょう。
- モチベーションは行動の後からついてくる:多くの人は、やる気が出るのを待ってから行動しようとしますが、実際には小さな一歩を踏み出すことでモチベーションが生まれます。やる気は行動を起こすための「前提条件」ではないのです。とりあえず始めてみましょう。
- アイデンティティに頼る(Lean into Identity):自分を「私は○○する人だ」と定義してなりきることで、その行動を取ることが自然になります。例えば「私は毎日運動する人だ」と考えたり、漫画「ハイキュー」の登場人物になりきってオープニングを流しながらジムに行ってみましょう、ジムでの運動が苦ではなくなるはずです。
- プロのようにふるまうと行動が後からついてくる:自分をプロフェッショナルだと認識しましょう。その意識が自分を律し、そのように行動するようになり、自然と先延ばしが減り、生産性が向上します。

ステップ②:成功をイメージする
目標達成の意識を強く持つ(Strengthen the goal intention):具体的な目標を設定し、その達成後の自分を詳細にイメージすることで、行動への意欲が高まります。Ali氏の兄は、大学受験のモチベを上げるため、デスクトップの壁紙をオックスフォード大学の写真に変更したそうです。そうして彼はPCを開くために大学に行くゴールを意識し、行動の意欲が高まりました。

ステップ③:環境を作る(Habit stacking)
習慣を積み重ねる:既存の習慣化していることに新しく習慣化したいことを同時にやります。例えば、音楽を聴きながら掃除をしたり、朝のコーヒータイムに読書を組み合わせるなどです。すでにある習慣と組み合わせることで、無理なく新しい行動を定着させることができます。
時間ブロック:一日のスケジュールの中で、「ある時間は必ずこれをやる」とあらかじめ設定しましょう。例えば、金曜午後5時はジムに行くと設定しておきます。特定の時間に特定のタスクを行うことで、先延ばしを防ぐことができます。
おわりに
先延ばしは誰にでも起こり得る習慣ですが、適切な方法で対処することで克服可能です。恐怖を言語化し、成功を具体的にイメージし、環境を整えることで、行動を促進し、生産性を高めることができます。Ali Abdaal氏のアドバイスを参考に、今日から新たな習慣を取り入れてみてはいかがでしょうか。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。